法的実務能力などいわゆる法務能力が必要となる。したがって、法務能力もまた政策形成能力を支える重要な能力となってくる。 5)情報能力 情報能力とは、地域社会の情報化の進展に対応するために必要となる政策を形成し、実施していく上で必要とされる能力のことである。また、政策を形成したり業務を効果的・効率的に遂行したりしていく上で求められる情報通信機器や各種媒体を的確に活用することができる能力も含まれるものである。したがって、情報能力は、「仕事に関する知識・技術」、「対人能力」、「課題発見・解決能力、制度立案能力」といった要素の総合力として発揮されるものであるということができ、政策形成能力を支える重要な能力の一つに位置づけられるものである。 6)実務への応用力 ?@ 内容 政策形成に関する知識の実務への応用のコツ、課題発見能力、柔軟な着眼力、発想力、プレゼンテーション能力、制度設計・立案能力等 ?A 育成方法 「政策課題研究研修」=特定の政策課題に対する学習、調査、討論、考察を職員が行い、研究報告としてまとめる 〔意義〕 ・研修を既成の知識を受動的に習得するものから自ら思考するもの、主体的なものへと転換させていく原動力とすることができる ・地方公共団体の政策形成自体に寄与するとともにこの研究活動を通して意欲ある知的な職員、人材が育成される ・研修における政策課題研究の成果を現実の課題につなげていくことがより効果的である ・政策課題研究研修には戦略的思考や技術を学ぶといったものと現実の職場の
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